広幡地区〃田んぼの学校〃

当社所在地、藤枝市広幡地区は、豊かな自然環境と、充実した交通インフラにより、農業と産業が融合しながら発展してきました。東名焼津ICと新東名藤枝岡部ICとを結ぶ取り付け道路沿いには、多くの企業が進出し、2024年問題などを背景に、物流拠点地域としても更に付加価値が高まっています。半面、豊かな農地は年々耕作者の高齢化が進み、耕作放棄地等も増加傾向にあります。

広幡地区では、地元有志の皆さんが中心になって、地元の子供たちに地元の歴史、産業などを伝え、地元の良さを早くから実感してもらい、地元への関心と愛着を醸成する取り組みをしています。市の農業振興課や地元農業委員会の皆さんが連携しての田んぼの学校も、地元小中学校や保育園も巻き込み、すっかり地元のイベントとして定着してきました。

私たち会社も、地元で商売をさせていただく企業として、地域のそうした取り組みに、地域の一員として関わりを出来るだけ持たせて頂こうと思っています。ゼロから農業制度の活用による耕作放棄地対策への関り、地元小学生の社会見学の受け入れや学校に出向いての職業講話、そして田んぼの学校への協力などを通じ、地域と住民の関係、地域と企業の関係、この地域の魅力、そして地域の未来を考えるきっかけとなるような、そんな取り組みの一部を担えたらと思っています。

6/7(土)、広幡中学校前の田んぼで、田んぼの学校が開催されました。地元小学生のご家族などが参加され、手植えによる田植えを体験しました。作業の後には、地元で採れたお米のおにぎりをみんなで試食。秋には稲の刈り取り作業体験も予定してお入り、こうした取り組みが、最近話題の農業問題を考えるきっかけにもなってくれたらと思います。体験が子供たちの好奇心の入り口を、きっと広げてくれると思います。

先日社会見学で当社に来てくれた広幡小学校の五年生のご家族も何組か参加され、保護者さんともお話が出来ました。地域と企業の関りが、色々な事を通じて深まって行けるようにしたいと思います。

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