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静岡県トラック協会中部支部では、社会を支える持続可能な物流サービスの維持のため、支部管轄地域内の高校21校に対し、物流の事、業界の事、地域内の企業の動き、物流企業の取り組みなどを積極的に発信して行く事を目的とした「次世代業界人材育成事業」を開始しました。トラックドライバーの高齢化や、若い人の車離れなどによる〃なり手不足〃が深刻化する中、（物流が社会の中で果たしている役割や先進的な取り組みとは裏腹に）就職先としての業界、企業としての物流会社の優先度は決して高くありません。ましてや、大手はいざ知らず、地域の中小零細物流企業の採用の難易度はますます高まっています。そうした中、通常の新卒求人の制度や、お金をかけての求人媒体の活用という受け身の姿勢ではなく、こちら側から（業界誌や業界広報誌などで）情報を発信してゆく事、そして顔を合わせるコミュニケーションをとって行く事を、現在の支部理事会社の経営者で始まました。反応はまだ様々ですが、先生側の知らなかった事が多いのも事実で、今後の職業講話の相談等も既に出始めています。当社も近隣3校の担当をさせていただき、業界のため、若い次世代のため、地域のため、そしてもちろん自社のために、しっかりとコミュニケーションをとって行きたいと思います。