台風10号の影響について

強い勢力で九州に上陸した台風は、非常にゆっくりなスピードで迷走しながら進みました。今回の台風は非常にスピードがゆっくりだったことが影響し、その東側の地域の広い範囲(数百キロの範囲)で継続的に雨雲が発生し、繰り返し大量の雨を降らせました。当社のある静岡県も長時間にわたり発達した雨雲がかかり続け、各倉庫周辺の河川の氾濫や道路の冠水などによる浸水被害も心配されましたが、雨風による被害もなく、お客様の貨物への影響もありませんでした。

また、高速道路の通行止めなどの影響が繰り返し出て、運行にも支障が出ましたが、お客様との細かな情報共有と、運行管理者からのドライバーへの細かな指示により、大きな事故やトラブルなく配送業務を完了できました。

今後もこうした気象災害の発生頻度がさらに高まる可能性が高く、猛暑なども含めて、人体への影響や、施設への被害の激甚化も想定されます。気象情報や災害に関する予測情報なども、より早く、より細かくなってゆくと思われますが、そうした情報への関わり方も考えながら、〃賢く・安全〃な業務運営をしてゆきたいと思います。また、引き続き、災害に強い物流を目指し、関わる皆さんの安心・安全を目指して、ハード・ソフト、両面での対策、対応を考えて行きたいと思います。