会社の畑(耕作放棄地解消プロジェクト活用)に、近隣企業2社さんが賛同し、参加してくれました

5月25日(土)、当社が藤枝市の制度「藤枝市ゼロから農業エントリー制度」を活用してお借りしている農地の活用について、日頃からお付き合いを頂いている地元IT系企業2社の皆さんが、畑をやりたいと声をかけて頂き、早速作業の体験をしました。

先ずは耕うん機で畑を耕し、土を念入りに細かくしてから、次は畝づくりをしました。耕うん機をお借りしている隣の畑の方に、耕うん機の操操作や土のおこし方などの助言を頂きながら、初めての体験を楽しんでいました。

そして、畑の畝づくりが終わり、早速苗を植える作業までを行いました。トマトやナス、豆や落花生、ズッキーニなどを植え、気分は既に収穫後の料理を何にするか‥のような会話で盛り上がっていました。

また、IT系企業の皆さんらしく、この畑の空いているスペースを活用してテントを設置して、テレワークをここでやりたいね・・などの発想や、面倒な作付け時期の管理や連作障害防止の履歴管理、そして初心者でもできる畑づくりの動画作成など、ITを活用しての楽しみ方などを話し合いました。

地元の農業も高齢化が進み、耕作放棄地が確実に増えている中、自然災害や野生鳥獣被害なども増えています。農業が経済的に成り立つような制度設計や振興策も大切ですが、地元企業が従業員の福利厚生や自宅で消費する野菜などの自産自消の取組みなど、地元企業が関わる切り口は色々あると感じます。こうした事に関心を持って頂ける地元企業が一社でも増え、そしてそこに関わる従業員さんが一人でも増える事が、今回私たち会社が先行して制度を活用した大きな目的です。

参加した皆さんの笑顔がとても印象的な一日でした。

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